2022年6月22日水曜日

20220622


 SIGHTO





























こんにちは。

SIGHTOのヤナギハラです。





Levi'sのスラックスシリーズの中でも

少し異質な存在な気がする"PANATELA"。





僕らもよく知る

STA-PRESTやACTION SLACKSは

変わったモノも、もちろん存在しますが

生産期間も長く

基本のコレってゆう形はイメージ出来るシリーズかと。






その2つに次いで出てくるのが

"PANATELA"という感じ。






何が異質かというと

PANATELAといえばコレっていう基本のモノが

無いように感じる。





生産されていたのは

おそらく70-80年代の間だと思うので

時代背景的にフレアシルエットが多めですが

今まで見たPANATELAに同じ生地はありませんでした。





また

上品な生地に対して

サイドステッチが3本のスラックスがあったり

生地感だけでなく

ディティールや作りもふざけ気味な印象。





生産数少なめで遊び心強め。

そんな感じで

ゴリゴリにデニムの生産をしていた傍ら

当時のクリエイションチームの

箸休め的存在だったのかもしれません。

知らんけど。。









一括りに"PANATELA"の

タグが付いていたとしても

1本、1本違う表情が楽しめるという点が

独特な存在感を感じさせるのだと思います。

魅力的だ〜。


















今回、紹介するのは

織り柄が爽やかさを感じる1本と

ウエスタンなポケットの

メッシュ生地のような太幅ヘリンボーン2本。





やはり

生地感が特殊です。





素材感はどちらもポエステルベースの

所謂、ポリスラックス。

ベーシックなツイル地のスラックスとは

色が同じでも履いた印象が異なります。





それに

いつも提案している太めのシルエットではなく

スッキリとしているので

店でよくパンツを買ってくれている人は

生地感に加えシルエットでも

楽しめるかも。




サイズはバラつきますが

大体、32×30ぐらいです。




































171cm/60kgの僕が履くとこんな感じ。





自分たちの写真技術では

なかなか生地感の雰囲気を伝えることは難しいけど

シンプルなトップスと合わせても

一味違う見え方になると思う。





Tシャツにビーサンから

ドレスシャツにブーツまで

細めのフレアシルエットという変化球なパンツですが

とりわけ、

コレに合わないってことは無さそう。



一般的に

クセを感じてしまうシルエットかもしれませんが

気にせず

好きなように合わせてみた方が楽しいと思います。









かくゆう僕も

久しぶりに細いパンツを履いたけど

最近は気分じゃなかっただけで

やっぱり良かった。




昔、HIP HOPが好きなある先輩に

「最近、テクノってカッコいいなってなってます。」

って言ったら

「テクノはどの時代でもカッコいいよ。」

って言われて

自分の気分なんてチッポケだと

思った時のことを思い出しました。





洋服は

世間の流れや気分が

特に反映されやすいものだから

人の目の良し悪しが

気になってしまうかもしれません。

けれど

自分の良し悪しを信じれた時にこそ

心の底から

楽しいと思えるはず。





少なくとも僕は

このパンツにそんなことを思わされました。


世間、気分、関係なく

少しでもイイなと思えたモノに

挑戦してみることは

服を楽しむ為の1歩なのかも。




このパンツがそんな風に受け入れてもらえればいいな〜。








USED "Levi's / PANATELA" POLY FLARE SLACKS


GRY : W32 / ¥13,200- (tax in)

NVY : W32 / ¥12,100- (tax in)

BRN : W33 / ¥13,200- (tax in)













Hidemi

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